ヒョウモントカゲモドキのヒーターはいくつか種類があるようです。購入前にお勉強しておきましょう。

ヒョウモントカゲモドキのヒーターにはどのような種類があるの?

ヒョウモントカゲモドキを飼う上で大事になるのがヒーターの設置ではないでしょうか。

寒さに馴染まないヒョウモントカゲモドキは、温度が低すぎると胃腸障害を発症したり、脱皮の際に不完全なままの脱皮不全を起こしてしまう可能性があります。

ヒーターがどれほど大切かについては、ヒョウモントカゲモドキを飼ったことのある方ならよくご存知と思います。

ではヒーターの種類にはどのようなものがあるのでしょうか。

まずはシンプルな保温球についてご紹介します。

利点は紫外線を浴びさせることができる点で、室内飼いのヒョウモントカゲモドキにはよい選択といえますが、弱点もあります。

夜行性のヒョウモントカゲモドキにとって光が常に当たる状態は良い策とはいえません。

夜用の保温球も販売されていますが紫外線の量が少ないです。

続いて最近人気のケージの上部に設置する上部ヒーターについて説明したいと思います。

遠赤外線の自然な熱源がケージ全体に広がり保温力に優れています。

保温球を使用するヒーターのような球切れの心配がないので経済的にも優れており、何より球に触ったり巻きつく心配がないので、ヒョウモントカゲモドキにとって安全なヒーターです。

霧吹きをしても大丈夫です。

利点が多い分、価格も相応ですが、安物買いのなんとやらにならないよう、ここは先行投資でもよいのではないでしょうか。

ヒョウモントカゲモドキ ヒーター 種類

続いてご紹介するのがパネルタイプのヒーターです。

これはケージの下に敷いたり背面に張り付けて使用します。

消費電力も意外と少なく経済性に長けています。初心者にも楽に設置できて使いやすいヒーターといえるでしょう。

常時稼働させて大丈夫ですが、気を付けたいのがサイズです。

大中小と様々な大きさがありますが、ヒーターのサイズに合わせることはありません。

床面積全体をカバーするのではなく、涼しい場所も作ってやります。

お薦めは床面積の半分か3分の1サイズです。

ウェットシェルターの置き場所はパネルヒーターから外してやりましょう。

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まとめ

ヒョウモントカゲモドキにとって必要なヒーターの種類は大きく分けて3種類あるのですね。保温球は昔ならポピュラーだったのかもしれませんが、ヒョウモントカゲモドキが触ったり火傷する心配があるのはちょっと困りますね。自然な温かさが広がる上部ヒーターがヒョウモントカゲモドキにとってはベストな選択という気もしますが、涼しい場所も作れるパネルタイプも案外いいのかもしれません。爬虫類専門ショップの店員さんと相談しながら決めたいと思います。

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