ヒョウモントカゲモドキへの餌のあげすぎを心配する飼い主さんは多いです。

吐き戻しの原因は餌のあげすぎなのでしょうか?

ヒョウモントカゲモドキの餌の量はどうしたらいい?

ヒョウモントカゲモドキが餌を吐き戻してしまったという経験のある飼い主さんは多いと思います。

ヒョウモントカゲモドキは餌をとりあえず口の中に溜め込んでおく習性があります。

溜め込んだ後に食べ始めますが、その時に何かの拍子でうまく餌を呑み込めずに吐き戻してしまうことがあります。

幼体や成長期にあるヒョウモントカゲモドキにはよくこのようなことがありますが、それはどのような理由でしょうか。

やはり餌のあげすぎが原因なのでしょうか。

ヒョウモントカゲモドキ 餌 あげすぎ

飼育環境の温度と湿度を見直してみる

飼い主さんからすると、可愛いあまりつい餌をあげすぎてしまったのではないかと考えがちですが、あながちそれだけとも云えません。

原因の多くは飼育環境による場合があります。

ケージ内の湿度や温度は適切に保たれているでしょうか。

丁度よい機会ですのでここで見直してみませんか。

まずはヒーターの温度確認です。

ヒョウモントカゲモドキにとって順応しやすい適温は25℃~30℃くらいと云われていますが、どうでしょうか。

暑さに強く、寒さにはほどほどの適応力があるヒョウモントカゲモドキですが、やはり高温のほうが消化力や代謝に優れています。

餌を食べるときに消化器官への負担が少ないため、餌を吐き戻すなどの心配がありません。

湿度については特に気を付ける必要があります。

湿度計の数値が40~60%くらいが丁度よいのですが、冬の乾燥時期には霧吹き程度の湿り気ではすぐに蒸発してしまうことがあります。

ウェットシェルターを用意するなどして万全な対策をしておきましょう。

湿度が少なすぎると飲み込む力が衰えてしまい、吐き戻すことがあることを覚えておきましょう。

いかがでしょう。餌のあげすぎを疑ったら、まずは温度と湿度管理を見直してみましょう。

餌のあげすぎは禁物

そうといっても、ヒョウモントカゲモドキへの餌のあげすぎは人間と同じように肥満を招いてしまいます。

病気を誘発する恐れがありますので、飼い主さんには特に注意してもらいたい点です。

また、吐き戻した後のヒョウモントカゲモドキは体力を奪われていますので、ここで続けて餌をあげてしまうと消化器官が回復していないところへ無理をさせてしまうことになります。

吐いた後にすぐ餌をあげることは避けて、しっかり回復した頃にあげるようにしましょう。

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まとめ

ついつい餌を欲しがるので大目にあげすぎてしまうという飼い主さんは多いと思います。食べる姿が楽しくて、友達が遊びに来るたびに次々と餌を与えてしまうという飼い主さんもいます。やはり餌のあげすぎはヒョウモントカゲモドキを病気にしてしまう可能性があるのでやってはいけないことですね。あげすぎかどうかを気にするばかりもよくないでしょう。温度と湿度はこまめにチェックしてやりたいものです。

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