ヒョウモントカゲモドキの品種は多様性があり繁殖も簡単に行える事から自分で繁殖させてみたいという飼い主も少なくはないです。様々な品種が産まれどんな遺伝がでるのか、珍しい品種同士の繁殖も楽しまれています。

これから自宅繁殖を始めてみたい人にとって知っておきたい遺伝についての知識をここでは、話していきます。

ヒョウモントカゲモドキ 繁殖 遺伝

ヒョウモントカゲモドキの神秘の遺伝と繁殖

基本的には人間の血液型と同じで、優性遺伝と劣性遺伝というものがあります。

対にならなければ出てこない劣性遺伝は「O型」とおなじで対でなくても出てくる「A型」「B型」は優性遺伝と言えます。

O型は「OO」でなくては産まれませんがA型やB型は、「AO」「OA」「BO」「OB」でも産まれてきます。

これがヒョウモントカゲモドキの遺伝でもいえることで、優性遺伝子と劣性遺伝子が遺伝に影響しています。

優性遺伝子の方が多く産まれやすく、劣性遺伝子のほうがレアで産まれにくいと言えます。

つまり、劣性遺伝は劣性遺伝子が対にならないと出てくることは無いですが、劣性遺伝子は持っていることになるので次世代や孫の代の繁殖でその遺伝が出てくることがあるということになります。

ヒョウモントカゲモドキの劣性遺伝で有名なのは、アルビノやブリザードと言われるものがあります。

親次第ではありますが1代では産まれにくい遺伝なので、長く時間をかけて繁殖させていく事が条件です。

逆に優性遺伝にはエニグマやホワイトアンドイエローがあり新しい品種を作り出せる使い勝手の良い遺伝子です。

しかし優性遺伝にも劣性遺伝にも含まれない、人間の血液型の「AB型」のような、異なる優性遺伝子が重なることでその2つの優性遺伝以外の形質が出てくることを共有性遺伝と言います。

この共有性遺伝といえるのは、ヒョウモントカゲモドキの品種ではマックスノーやスーパーマックスノー、トレンバージャイアントが有名どころになります。

ここであげた以外にも様々な遺伝子をもった品種があるので調べてみると、面白いと思いますよ。

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【まとめ】

初心者のうちは、複雑な遺伝を考えると繁殖に対して難しいという先入観があると思います。ですが、ここを読んで難しいことを考えず、繁殖させてどんな子供が産まれるのか楽しみにしておくのもいいと思います。そして繁殖させた以上責任をもって大切に育ててあげてくださいね。

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