今回は以下の2つの質問について、それぞれ回答していきたいと思います。

ヒョウモントカゲモドキの卵には、いったいどんな特徴が見られるのでしょうか。

産み落とされた卵を管理していく際に、気を付けることはあるのでしょうか。

ヒョウモントカゲモドキ 卵 管理

ヒョウモントカゲモドキの卵にはどんな特徴があるの?

ニワトリの卵のように硬い卵殻で覆われているのではなく、ぶわぶわとした質感の殻に包まれています

そのため、多少のことで割れるようなことはありませんが、なるべく丁寧に扱いましょう。

また、殻は、酸素などの必要なものを取りこむことができ、外に逃がさないような構造になっています。

産卵床から取り出した卵は、孵卵床に移します。

移すときは、孵卵床を指先で窪みを作り、そこへそっと置きましょう。

孵化するまでの日数も、個体差があり、短くて1ヶ月ほど、長いものでも2ヶ月くらいで孵化します

その期間に変色してしたり、形が崩れてしまったりした卵は、無事に孵化する可能性は低いと言えます。

自分の力で殻を破って出てくるまでは、そっと見守るようにしましょう。

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ヒョウモントカゲモドキの性別と保温時の温度!

ヒョウモントカゲモドキだけに限らず、卵を孵化させるためには一定の温度で管理する必要があります。

約31度の状態を保つようにすると、オス、メスのそれぞれの誕生を目にすることができます。

ヒョウモントカゲモドキは保管時の温度で雌雄が決定すると言われています

このように周囲の温度によって性別が決まることを、「温度依存性決定」と呼ぶそうです。

約31度でオスが誕生しますが、それより低くても高くてもメスしか生まれてきません。

つまり、どんな環境であっても子孫を残していけるように、メスの方が出現しやすいようになっているようです。

しかし、こうしたからといって必ずしも望むような結果になるとは言い切れませんが、可能性は高くなります。

まとめ

意外と卵の殻に弾力性があることに驚きました。

遅くとも2ヵ月も待てば、ヒョウモントカゲモドキの赤ん坊を目にすることができます。

卵を孵化させるときの温度によって性別がほぼ決定されるとは思ってもみませんでした。

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