ヒョウモントカゲモドキにとっても冬という季節は過ごしにくいようです。
初めて飼育された方ならどんなことに注意したらいいのか気になりますよね。
そこで冬場に注意したいポイントについて、今回は紹介していきたいと思います。
ヒョウモントカゲモドキの冬支度は?
野生の個体は乾燥した地域で暮らしています。
そのため、ヒョウモントカゲモドキにとって日本の冬はとても寒いものに感じられます。
お住いの地域、例えば北海道だから暖房を強くしなければならないといったことはありません。
大切なのはお家の広さに対して暖房器具の効果がどれくらい及ぶかということです。
ヒョウモントカゲモドキが過ごしやすい温度は20℃後半から30℃くらいと言われています。
夜間の冷え込みなどが心配されますが、そんな時に活躍するのが「パネルヒーター」です。
どんな方でも取り扱いが簡単ですから、おすすめです。
パネルヒーターはタブレットパソコンのような形をしており、ケージの下や背面に張り付けて使います。
ケージの床面積の30%~50%を選択の基準としましょう。
ヒョウモントカゲモドキが冬に餌を食べない時の対策は?
冬になると変温動物は活動がだんだんゆったりとしてきます。
ヒトもそうですが動かなければお腹は空きません、お腹が空かないので食べることをしなくなります。
元気に活動的になるには、ある程度の温度が必要なのです。
温度が上がれば、行動範囲が広くなり代謝も活発になります。
ですから、ヒョウモントカゲモドキがいる部屋に暖房を点けたり、ケージ内にパネルヒーターを敷いたりしましょう。
温度を高くすることばかりに気を取られがちですが、ケージ内の湿度を40%~60%になるようにする必要があります。
しっかりとヒョウモントカゲモドキの様子を見ながら、ケージ内の温度や湿度をきちんと管理していきましょう。
まとめ
ヒョウモントカゲモドキも冬は苦手とは意外でビックリしました。
物言わぬ動物だからこそ飼い主がしっかりと特性を理解して、対応していく必要があります。
冬場で大切なのは、「適温」と「適湿」です。