爬虫類に脱皮はつきものです、これはヒョウモントカゲモドキも例外ではありません。

では、脱皮をする際に飼い主が注意することはないのでしょうか。

また、脱皮をする時期や兆候は見られるのでしょうか。

この2つの疑問について回答していきたいと思います。

ヒョウモントカゲモドキ 脱皮 色

ヒョウモントカゲモドキの脱皮のサインは?

皮膚が透けて見え、全体的に白っぽくなったら脱皮が始まる合図です

スムーズに脱皮ができるように湿度が充分であるかを確認してください。

このサインが現れてから翌日には、上半身から古い皮膚が剥がれ落ちていきます。

そして、3日目になると新しい皮膚組織を見ることができます。

もし、3日を経過しても脱皮が終わっていないようでしたら、「脱皮不全」の可能性があります。

脱皮不全になると、血液循環が悪くなり、古い皮膚が残っているところがひどい場合には腐ってしまいます。

そこで、「温浴」をさせ脱皮のお手伝いをしてあげましょう。

目を覚ましてから2時間もすれば、極端な温度差が生じないので温浴を行いやすいです。

どこでも売られているプラスチック製の容器に、35度前後のお湯をはりましょう。

要する時間は、ヒョウモントカゲモドキしだいです。

様子を見ながら、好きであれば長めに、嫌がるようでしたらすぐに出しましょう。

温浴後は、すぐに乾いた布で水分をふき取ってあげてください。

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ヒョウモントカゲモドキが脱皮をする時期は?

最初の脱皮は、卵から孵った時に行われます

その時に、脱ぎ捨てた殻を食べます、これが赤ん坊にとっての初めての食事ともなります。

その後、成長するにつれて、早いものでは10日に1回ぐらいの割合で脱皮をします

赤ん坊で成長が早い個体は、細胞分裂がさかんに行われているので脱皮の回数が多くなります。

半年経過した個体や成体であっても月に2 回くらいは脱皮を行います。

ほとんどの個体は、月に2回の間隔で脱皮を繰り返しています。

月に2回は脱皮をするので、脱皮が始まった時はちゃんと脱皮が完了したかを確認するようにしましょう。

ヒョウモントカゲモドキの脱皮は、長くかかったとしても3日ぐらいで終わります。

まとめ

ヒョウモントカゲモドキがこれほど頻繁に脱皮をするとは思ってもみませんでした。

脱皮の兆候は分かりやすいのでケージ内を乾燥させないように注意しましょう。

また、脱皮不全になっても対処法を知っていればそれほど心配することはありません。

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