ヒョウモントカゲモドキは比較的飼いやすいと評判の爬虫類です。

「レオパ」の愛称でも親しまれています。

しかし、飼う前には飼育時の注意点も把握しておかないといけません。

今回は、ヒョウモントカゲモドキの脱皮の時間について調べてみました。

ヒョウモントカゲモドキの脱皮の時間

ヒョウモントカゲモドキは脱皮を繰り返しながら成長していきます。

幼体(ベビー)の方が頻繁に脱皮し、早いペースで、約10日に一回くらいの頻度になります。

成体(セミアダルト、アダルト)は、2週間に一回くらいの頻度で脱皮します。

もちろん、個体によって異なるので、あくまでも目安です。

ヒョウモントカゲモドキの脱皮はだいたい3日ぐらいで終わるとされています。

1日目に体が白くなってきて、2日目には皮が剥がれていき、遅くても3日目にはキレイに脱皮が終わるというサイクルです。

ペリッと皮が剥けていくのでは無く、体全身が浮いてきた皮に覆われていて、皮をこすり付けたり、手足を使ったりして、口で皮を食べながら上手に脱皮していきます。

脱皮しているときは、そっと見守りましょう。

ヒョウモントカゲモドキ 脱皮 時間

脱皮不全には注意!

3日を過ぎても脱皮が終わらないようだったら、脱皮を手伝ってあげる必要があります。

脱皮不全になると、剥がれない皮がそのまま残り、その皮が乾燥して指先などを締め付け壊死してしまう可能性があるからです。

脱皮を手伝う場合、柔らかい綿棒と30度前後のぬるま湯を用意しましょう。

そして、皮が剥がれていない部分をぬるま湯に浸けましょう。

指先などの場合は、5ミリぐらいにぬるま湯を張ったタッパーなどに、ヒョウモントカゲモドキを入れると良いです。

5〜10分ぐらいつけると、皮がふやけてきて取れやすくなってきます。

ふやけてきたら、ヒョウモントカゲモドキを手に乗せ、優しく綿棒で剥がしましょう。

強く擦ってしまうと怪我させてしまうことがあるので、気をつけましょうね。

めくれたらその部分を優しく指でつまみ、ヒョウモントカゲモドキが動き出すのを根気よく待ちます。

指はとても細いので、人間の力で怪我をさせてしまうかもしれません。

ヒョウモントカゲモドキ自身の力加減で、皮が取れるよう誘導させてあげる必要があるのです。

指先以外でぬるま湯に浸けにくい場合、綿棒の方にたっぷりぬるま湯をつけましょう。

そして、優しく残った皮を撫でて脱皮を促しましょう。

あくまでも優しく行うことが大切です。

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まとめ

いかがでしたか。

ヒョウモントカゲモドキが脱皮した皮を食べることに驚きました。

自然界では、脱皮が上手く出来ないと身の危険が迫るため、ヒョウモントカゲモドキ自身で上手に脱皮が出来ないといけません。

しかし、飼育下の環境では、特に指先の脱皮が上手くできないことがあるようです。

湿度が低いと脱皮の失敗を起こしやすくなるので、乾燥しやすい冬場は特に注意しましょう。

高めの湿度と、パネルヒーターなどでケージを温めておく必要があります。

脱皮中は、ヒョウモントカゲモドキにストレスを与えないよう、そっと見守ることも大事ですね。

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