ヒョウモントカゲモドキはいろいろな種類がありますが、すべてのヒョウモントカゲモドキで脱皮を行います。
カエルの脱皮と同じでヒョウモントカゲモドキの脱皮も身体の成長のために行います。
この脱皮を失敗してしまうということは完全に脱皮を終わらせれないということはとても危険なことです。
そして、最悪は目が開けれない状態になってしまうこともあります。
そうならないためにどうすればいいかまとめてきました。
脱皮の失敗
ヒョウモントカゲモドキは、定期的に脱皮を行います。
おおよそ一か月に2回ほど行います。
脱皮を行うときにはヒョウモントカゲモドキの全身が白くなっていきます。
そして、脱皮をするときは口先などを壁にすりつけてはがしていきそのはがした皮膚も食べながら脱皮をしていきます。
このときに、脱皮する皮膚が顔であったり、手足などに残ってしまうことがあります。
その皮膚がどんどんたまっていくと脱皮不全という病気になってしまいます。
この脱皮不全になると、手足などは昔の皮膚がどんどんたまって締め付けていき最終的には手足が使えなくなってしまったり、目の付近などにたまっていってしまうと目が開けられなくなってしまい、最終的には膿がたまってしまい目が使えなくなってしまいます。
このようなことが起きてしまいますので、脱皮は常に完全に終わるようにしてあげましょう。
まず脱皮不全にならないようにする
一番は脱皮不全にならないことが理想です。どのようにすればいいかといいますと、脱皮の失敗は大体が飼育ケース内の乾燥によってはがしきれないというのが理由となっています。
ですので、できるだけ湿度をあげるようにしましょう。
ヒョウモントカゲモドキが入るハウスの天井の上に水を入れれるスペースがあるものがありますので、その天井の上に水を入れておくのが一番簡単な方法です。
もし、脱皮不全により目が開けられない!
目の近くに脱皮のための皮膚が残ってしまったままになると、目が開けられなくなってしまうこともあります。
その時に無理やりにピンセットなどではがさないでください。
そうしてしまうとヒョウモントカゲモドキがけがをしてしまい、次の脱皮が完了するまで瞼を開くことができないこともでてきます。
ですので、この場合は、温浴をしてあげてゆっくり時間をかけてヒョウモントカゲモドキ自身で皮膚をはがさせてください。
まとめ
脱皮不全によってヒョウモントカゲモドキに命の危機が迫ることがあります。ですので、ヒョウモントカゲモドキの飼育ケースの温度・湿度をきっちり管理しておきましょう。
もし、脱皮不全になってしまったら自分で対処するのでなく、ペットショップなどのプロの人に見てもらって対処するのが一番です。