ヒョウモントカゲモドキのモルフの中に「アルビノ」というものがあります。

アルビノにも数種類あり、希少価値の高いものも存在します。

ヒョウモントカゲモドキの中でも人気のあるアルビノですが、身体的に弱い部分もあり、飼育するには注意が必要なこともあります。

今回は、アルビノの特徴や、寿命について調べていきます。

アルビノとは?

ヒョウモントカゲモドキのアルビノとは、色素が薄く、全体的に白っぽい色のモルフです。

アルビノはそのモルフ自体にも様々な系統に分かれており、

・ベル・トレンパー・レインウォーターなどがあります。

白っぽいといっても、ブリザードとはことなり、メラニン色素が欠乏し、色が抜けてしまっている状態にありますので、真っ白ということではありません。

メラニン色素の欠乏ということは黒い色が抜けることなので、黒い豹の模様の黒が抜けて、白っぽくなったり、ピンクっぽい色になります。

白やピンクだけでなく、系統それぞれにも色合いが違っているので、クリーム色やラベンダー色、黄色など、豹の模様だけに限らず、体全体に様々な色が薄く残ります。体の色の他、目の色も黒い色素が抜けますので、アルビノの目は赤い色をしています。

きれいな目をしていますが、視力は悪いようです。

ヒョウモントカゲモドキ アルビノ 寿命

アルビノの寿命

視力が悪いとされているアルビノは、一部の方からは寿命が短いといわれています。

しかし、アルビノの寿命は他のモルフと同じくらいだという意見が多いです。

ヒョウモントカゲモドキの平均寿命は10年で、正しく飼育すれば長生きしてくれます。

飼育していたある方が、大切に育てた結果、28年間も長生きした例もあるそうです。

野生では30年生きることもあるヒョウモントカゲモドキですので、

アルビノやその他のモルフに関わらず、その個体の体の状態にもよりますが、

飼育の環境が個体にとって最適で、正しく大切に育てれば、

とても長生きしてくれるということになるでしょう。

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まとめ

色が薄く視力の悪いアルビノが、特別に寿命の短いモルフというわけではなく、ヒョウモントカゲモドキ全体に言えることですが、生まれつき体が弱い場合や、視力が悪いせいで満足に餌を食べられないなどの理由を除ききちんと飼育すれば、比較的長生きしてくれるということがわかりました。

せっかく出会えた家族なのですから、一日でも長く一緒にいられるためにも、大切に育てていきたいものですね。

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