冬場になると代謝の働きが鈍くなり、便秘をしてしまう個体が現れます。
生き物である限り食べれば、するりと排出されるのが自然です。
この働きが滞ってしまった際に、おすすめの方法を今回は紹介したいと思います。
ヒョウモントカゲモドキを温浴させるのはどんな時?
温浴は、ヒョウモントカゲモドキが便秘をした時におすすめです。
温浴をさせるタイミングですが、起き抜けはダメです。
ヒョウモントカゲモドキが目を覚ましてから、2時間くらい待ちましょう。
すると、体温も暖まり、温度差が生じないので温浴を行いやすいです。
タイミングを見計らって、100均で売られているようなプラスチック製の容器にお湯をはりましょう。
お湯の湯加減は35℃~36℃くらいがちょうどいいです。
温浴に要する時間は、具体的な時間が決められていることはありません。
ヒョウモントカゲモドキの様子を見て、好きであれば長めに、嫌がるようでしたらすぐに出しましょう。
また、温浴後の体はすぐに乾いた布で水分をふき取ってあげてください。
ヒョウモントカゲモドキが温浴をすると便秘が改善される理由は?
ヒトもそうですが、冬場は血行が悪くなり特に高齢者は便秘になりやすい傾向があります。
それと同じように、日本の冬はヒョウモントカゲモドキにとっても大変厳しいものです。
通常よりも新陳代謝が低下するので腸の動きも鈍くなり、その結果、便秘の症状を招いてしまいます。
しかし、温浴によって身体を暖めて血の流れを改善することで、代謝の機能が少しずつアップします。
そうすると、腸の動きも活発になり、蠕動運動がさかんに行われ滞っていた排泄行動もしやすくなります。
ちょっと贅沢な気もしますが、腸は第2の心臓と言われるくらい大切な器官です。
排泄物を体内に長く留めておくよりも、早く排出させた方が健康的です。
排泄がうまくいけば、食欲もわいてきます。
まとめ
ヒョウモントカゲモドキを温浴させる際はポイントをしっかりと踏まえてから行うようにしましょう。
温浴を行うことで体全体の血流量が改善され、新陳代謝の促進を期待することができます。
便秘気味のヒョウモントカゲモドキがいたら、ぜひ1度お試しください。