ヒョウモントカゲモドキの模様は変わるのかどうか、変わるのならいつ頃から変わっていくのか、種類によって変わり方は違うのかどうか調べてみました。
模様の種類
ヒョウモントカゲモドキの模様の種類にはいくつかあります。
ハイイエローまたはノーマルと呼ばれる黄色の体に黒い斑模様があります。
この種類は、品種改良で少なくなっているようですが人気はまだまだあるようです。
スーパーハイポタンジェリンという種類は全体が黄色やオレンジでお腹側が白色です。尻尾に少し黒い斑模様があります。
エメラルドタンジェリンという種類は黄緑色の模様があり、体の色は濃いオレンジ色をしています。
スーパーマックスノーと呼ばれる種類は白い体に黒い斑点が全体にあり真っ黒い目がとても目立ち愛らしい表情をしている種類です。
他にもアルビノやハイポキャロットなど様々な種類があります。
アルビノだけでもいくつか種類があるので見ていて楽しめます。
模様は変わるのか?
幼体から成体になるにつれて模様が変わっていきます。
幼体から飼育を始めると徐々に変わっていく模様や色の経過を観察出来て面白いです。
大体、幼体から繁殖できるようになる成体になるのは2年くらいかかります。
色や模様の変わり方は、脱皮を繰り返し少しずつ変わっていきます。
脱皮の皮はほとんどの場合すぐに個体が食べてしまうので見ることは少ないです。
低温ではきれいな明るい色にならない場合があります。
30℃前後を保ってあげることで明るい色の個体になります。
また、床材の色にも合わせて色を変えていくので土などの黒いものならば黒っぽく、白い床材だと白っぽくなっていきます。
まとめ
ヒョウモントカゲモドキは今も品種改良が行われていてたくさんの種類が出ています。また、同じ種類でも個体や環境要因によっていろいろな模様に変わってくる事が分かりました。
脱皮を繰り返すことによって徐々に模様が変わっていき、成体から飼った時よりも幼体から飼った時の方がきれいな明るい色を保つのは少し難しそうですが、模様や色が変わっていく様子が分かるのでそれも飼育する楽しみの一つになると思います。
まだまだヒョウモントカゲモドキはマニアックな動物ですが、可愛らしい瞳をしていて模様や色が個体それぞれ違うという楽しみもあるので誰でも楽しめるペットになれば良いなと思いました。