ヒョウモントカゲモドキは比較的飼いやすいと評判の爬虫類です。
「レオパ」の愛称でも親しまれています。
しかし、飼う前には飼育時の注意点も把握しておかないといけません。
今回は、ヒョウモントカゲモドキの脱皮と、その頻度などについて調べてみました。
ヒョウモントカゲモドキって脱皮するの?
ヒョウモントカゲモドキは脱皮を繰り返しながら成長していくので、必ず必要です。
体全体が白っぽくなってきたら脱皮が近いしるしになります。
しかし、上手く脱皮が出来ていないと「脱皮不全」になってしまいます。
剥がれない皮がそのまま残り、その皮が乾燥して指先などを締め付け壊死してしまう可能性があり、脱皮不全にならないよう注意しなければなりません。
ヒョウモントカゲモドキの脱皮の頻度
ヒョウモントカゲモドの脱皮の頻度は、個体の成長度合いによっても異なります。
また、そもそも個体によってややバラツキがあるみたいですね。
成長期真っ盛りの幼体(ベビー)の方が頻繁に脱皮します。
早いペースだと、およそ10日に一回くらいの頻度で脱皮するようです。
やや育った成体(セミアダルト、アダルト)は、2週間に一回くらいの頻度で脱皮します。
つまり、一ヶ月に2回は脱皮するということになるのです。
脱皮のしるし
2日ほど前から全体的に白っぽくなって、体全身を浮いた皮が覆います。
気付いた時に、ケージ内の湿度をあげておくことで、脱皮不全のトラブルが回避できます。
湿度を上げることによって、皮膚と剥がれる皮の間にいる細菌を増殖させて、剥がれやすくします。
皮膚を柔らかくさせるためでは無いのですね。
他にも、ケージ内に、ウエットシェルターを置いたり、床に敷いているキッチンペーパーや新聞紙の一部を湿らせておいてあげたりすると良いです。
レイアウトなどに霧吹きする、加水もこまめに行うようするなどもオススメです。
霧吹きする際は、ヒョウモントカゲモドキに直接水をかけないよう気をつけましょう。
まとめ
ヒョウモントカゲモドキを飼っていて、一番多いトラブルは「脱皮不全」と言われています。
もし上手く脱皮が出来てなかったら、飼い主が優しく脱皮を手伝ってあげることが大切です。
日々の観察の中で、脱皮のしるしが無いのか、脱皮が上手く出来ているか、しっかり確認しておきましょう。
また、脱皮中はストレスを与えないよう、そっと見守ってあげましょうね。