皆さんは、ヒョウモントカゲモドキを飼ったことがありますか?
静かで丈夫な生き物なので、飼いやすく、ペットとしても人気です。
また、尻尾で感情表現をすることもある、可愛らしい生き物です。
今回は、ヒョウモントカゲモドキの感情表現について紹介いたします。
尻尾を振るのは何のため?
ヒョウモントカゲモドキは、怒っているときに尻尾をぶんぶんと振り、口を大きくあけて威嚇することがあります。
あまり鳴き声をあげない生き物ですが、威嚇のときには鳴くこともあります。
基本的に大人しい生き物ですが、怒っているときには人間に噛みつくことも稀にあるようです。
特に赤ちゃんの頃は神経質で、よく威嚇をします。
また、発情期には、尻尾を振ることによりメスへのアピールを行うそうです。
尻尾の重要な役割
ヒョウモントカゲモドキの尻尾は、感情表現以外にも重要な役割を持ちます。
尻尾に栄養を蓄えることができるので、1か月程度餌を食べることができなくても、生き延びることができるそうです。
水分も、この尻尾から摂取することができます。
半砂漠環境に生息することから、このように生きる術を身につけているのでしょう。
また、外敵から襲われたときに、自らの尻尾を切り落として逃げることも可能だそうです。
ペットとして飼ってみよう
ヒョウモントカゲモドキはペットとしてお勧めの生き物です。
動きがゆったりしていて大人しく、人間に対しても温厚なので、スキンシップを図ることもできます。
人間と同様に瞼がありますので、まばたきをすることもあり、表情が豊かであるのも人気の理由の一つです。
また、トイレを覚えることもできる賢い生き物なので、清潔に飼うことができます。
比較的、体が丈夫で、10年程生きる「長寿」であることも、人気の理由です。
中には30年近く生きる個体もいるそうです。
ペットとして飼うからには、できるだけ長生きしてほしいですね。
まとめ
いかがでしたか?
ヒョウモントカゲモドキの尻尾には様々な役割があることが分かりました。
爬虫類を飼ったことのない方にも飼いやすい品種として人気がありますので、これからペットを飼おうと思っている方は、ぜひヒョウモントカゲモドキも候補に入れてみてください。