ペットを飼うと飼い主にとって大変なのが、糞の後始末です。
そこで今回は、ヒョウモントカゲモドキの糞に関する特徴、色から分かることについて紹介していきます。
その中で、私たち哺乳類との違いについても触れています。
ヒョウモントカゲモドキの糞の特徴は?
ヒョウモントカゲモドキの大きな特徴は、特定の場所で糞をする習性があることです。
トイレの躾は簡単で、糞をしてほしい場所に糞を置くようにするだけです。
トイレとして使用する場所は、シェルターなどの生活空間から離れたところに作ることが多いようです。
排出されるものは2種類あり、それぞれ「糞」と「尿酸」です。
糞の形状は葉巻のような円柱をしており、色は黒か濃い茶色をしています。
生き餌を食べた際には、食べた虫の羽や脚が混入する場合もありますが、これは正常な状態と言えます。
この他に、尿酸と呼ばれる白い固形の物質も排出します。
ここで示す尿酸は、鳥類や爬虫類がタンパク質を消化する過程において最終的に分解された形を指します。
誤解がないように触れておきますが、尿と尿酸を別々に出すので、犬や猫のように臭うことはありません。
注意すべきヒョウモントカゲの糞の色は?
上で紹介したように、ヒョウモントカゲモドキの排泄物には、哺乳類と異なった特徴が見られました。
しかし、糞は健康のバロメーターであることには、違いは見られません。
もし灰色の糞が出ているようでしたら、次の2つの可能性を疑ってみてください。
まず、カルシウムの摂取が過剰である場合です。
きちんと摂取できなかった量が糞に混じっている可能性があります。
カルシウムパウダーを与える頻度としては、2週間に1回くらい与えるくらいでちょうどいいです。
次に、消化器官に何らかの問題が生じている可能性が高いと考えられます。
カルシウムを与える回数がそれほど多くない場合は、近くの動物病院で診察を受けてみてください。
まとめ
ヒョウモントカゲモドキは、尿と尿酸を分けて排出するとは、初めて知りました。
これならアパートやマンションで飼育したとしても臭いを気にせずに飼うことができますね。
糞の色がねずみ色だった場合は、2つの観点から考えていく必要があります。