ヒョウモントカゲモドキは、安値で購入することが出来るので現在大変人気のあるペットです。
ブリーダーも沢山存在していて、世界中で新しい品種が生み出され続けています。
飼い主の中にもブリーダーとまでは行かなくても、自分で色々な品種を交配させて繁殖させるのにハマってしまう人も多いみたいです。
そこで、今回はヒョウモントカゲモドキの中でも人気の品種であるスーパーマックスノーの繁殖について話していきます。
スーパーマックスノーの外見
スーパーマックスノーは元々マックスノー同士が交配して生まれたスーパー表現です。
スノーというのは肌の色が成体になっても黒っぽくなることはなく幼体時の様に白いままの品種です。
マックスノーは他のスノーと同じく成体でも白いままという特徴がありますが、スーパーマックスノーは、マックスノーに見られた黄色味がほとんどなくなり黒い豹紋が一列に並びます。
スーパーマックスノーの繁殖
マックスノーには他のスノー系にはないもう1つ特徴的な部分として遺伝の仕方があります。
それがマックスノーとマックスノーで交配すると必ず25%、つまり4分の1の確率で、スーパーマックスノーが生まれるということです。
このようにマックスノーとマックスノーで交配して生まれるのがスーパーマックスノーなので、スーパーマックスノーと何の品種を掛け合わせて繁殖させても必ずマックスノーの表現が子供に出てくれます。
なので、初めて繁殖を行う場合スーパーマックスノーを親にするのはとっつきやすく試しやすい品種でもあります。
スノー表現を子供に出したいという希望がある人にとっても、確実に出てくれるので繁殖の観点から考えると大変利便性の高い品種とされています。
また、スーパーマックスノーとマックスノーを掛け合わせる事で、また新たにスーパーマックスノーが産まれる可能性もあります。
この他にもスーパーマックスノーで繁殖させ、アルビノマックスノーなどが産まれる事もありますがそれは次世代ではなく長い目で交配しなければならないので、初心者にはオススメできません。
まとめ
このようにヒョウモントカゲモドキは、ペットとしてではなく、繁殖によって様々な遺伝を楽しむという側面もあります。もちろん、繁殖させた個体もしっかり責任をとって飼育してあげる事が飼い主の責任です。
小さくても命であることに変わりはないので、楽しいからと言って無責任に繁殖させることはやめてくださいね