ヒョウモントカゲモドキの赤ん坊から育てるのは大変だと思います。
今回は、餌に関することをテーマにして飼育時の参考にしていただければ幸いです。
赤ん坊への餌の与え方や拒食の際の対処について紹介していきます。
ヒョウモントカゲモドキのベビーに与える餌は?
幼体の頃は、成長も早いので食欲旺盛です。
生まれてから3カ月が過ぎるまでは、毎日1回分の分量だけを与えるようにしましょう。
餌の量は、頭の半分くらいのコオロギを2匹~5匹くらい用意します。
ミルワームの場合は、小さなものを5匹~10匹くらい準備します。
3カ月も経てば体重は約25gになります。
この時期を過ぎると、食事の間隔をとるように心がけてください。
幼体の様子を観察しながら、徐々に食事の回数を減らしていきましょう。
生後半年になれば、大人とあまり変わりはありませんから、餌やりは週に2回~3回くらいに減らしましょう。
与える餌の量は、大きなコオロギを2匹~5匹、ミルワームの場合も大きな個体を10匹~20匹ほど与えましょう。
見かけの上では1年も経てば成体となりますので、週に1回~2回の食事で構いません。
ヒョウモントカゲモドキのベビーが餌を食べない!そんな時は?
成体であれば食欲にムラがあるので、少々食べなくてもそれほど心配することはありません。
しかし、幼体であれば話は別です。
幼体の頃は、ヒトであれば思春期の男の子と同じで食べ盛りです。
まず、ケージ内の温度が適切であるかを確かめてみましょう。
あまりにも温度が高かったり、逆に低かったりすると、思うように餌を食べてくれないことがあります。
ケージ内の温度は、30度前後になるように気を付けましょう。
それでも改善が見られない場合は、精神的なストレスによるものかもしれません。
まだケージ内での暮らしに慣れることができずに、食欲がわかないのだと思います。
5日間も下痢が続くようであれば、動物病院を受診されることをおすすめします。
まとめ
ヒョウモントカゲモドキの幼体は、驚くことにとてもよく食べます。
成長するにしたがって、だんだんと与える餌の量を減らしていきましょう。
そんな食欲旺盛な幼体が餌を食べない時は、上で紹介した手順で確認を行ってくださいね。