「レオパ」の愛称でも親しまれている、つぶらな瞳が特徴のヒョウモントカゲモドキは、比較的初心者でも飼いやすいと言われ、人気があります。
今回は、そんなヒョウモントカゲモドキの餌について、調べてみました。
実際に飼い始めた人や、飼ってみたいと思っている人は是非ご参考ください。
どんな餌を与えるの?
ヒョウモントカゲモドキは、肉食・昆虫食の動物です。
<コオロギ>
日本では、主に「コオロギ」が主食として薦められていて、入手・管理しやすい、コストパフォーマンス高いということで人気です。
「コオロギはちょっと・・・・」と思ってしまう方は、飼育すること自体を考え直しましょう。
主に餌用として、「フタホシコオロギ」、「ヨーロッパイエコオロギ」の2種類があり、主食として与えます。
ヨーロッパイエコオロギは、茶色い色で大きさは2cmほどになり、フタホシコオロギと比べるとやや小さくなります。
フタホシコオロギは、黒い色で大きさが2.5cmほどの大きさで、動きが鈍く、こっちの方が消化しやすいのですが、低温に弱く、共食いなどの危険があります。
どちらともコオロギなので、ケージ内で飛び跳ねたり、鳴いたりします。
ヒョウモントカゲモドキは動いている昆虫に反応しますが、捕まえられなかったら意味がありません。
特に、ヨーロッパイエコオロギの方が、動きが早くて捕まえづらいです。
かわいそうですが、この場合は、コオロギの後ろ足を取ってから与えると良いです。
<ミルワーム>
「ジャイアントミルワーム」といって、通常のミルワームよりサイズの大きいのもあります。
2cm前後の小さいものから、5cm以上あるものが販売されています。
殻が硬く消化しにくく、カルシウムが少なくリンの含有量が高く、高脂肪なので、おやつとしてあげましょう。
食欲が落ちている時にあげると、他の餌も食べるようになるようです。
<ピンクマウス>
ハツカネズミの産まれたて子のことです。
ペットショップにて、冷凍保管されているものが販売されています。
70度程度のお湯で、完全に解凍してから与えましょう。
栄養価が高く、産卵後や痩せ気味の個体に与えると良いです。
大きすぎると食べきれないので、ヒョウモントカゲモドキの顔の半分ぐらいに切ってから与えましょう。
餌の量は?
コオロギやミルワームは、食欲に合わせて食べるだけ与えて大丈夫です。
目安として、コオロギの場合、幼体(ベビー)の状態では「小さめのコオロギ2~5匹」、成体(アダルト)は、ヒョウモントカゲモドキの「頭より少し小さいサイズのコオロギ3~6匹」になります。
日々の体調や気温によって違ってくるので、ヒョウモントカゲモドキの様子を見ながら与えましょう。
ケージに餌を放す場合は4~6匹程度にして、食べなかった餌は必ず掃除しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ミルワームはおやつ用として、与えすぎないよう気を付けましょう。
主食のコオロギは、何でもかじる習性があるので、ヒョウモントカゲモドキが怪我しないよう注意が必要です。
活餌だけでなく、粉末状の人口餌(配合飼料)も販売されています。
コオロギパウダーを中心に、栄養価があるものが含まれており、水を混ぜるだけで使えて便利です。
消化にも良いですが、個体によっては全く受け付けないこともあるようで、購入するときは気を付けましょう。
また、コオロギの粉末、缶詰コオロギ・冷凍コオロギといったものも販売されています。
様子を見ながら、色々な餌を試してみると良いですね。