比較的飼いやすいとされ、ヒョウモントカゲモドキは「レオパ」の愛称でも親しまれています。
今回は、ヒョウモントカゲモドキの餌の給仕方法、与える間隔、食べない時の対処法について調べてみました。
実際に飼い始めた人や、飼ってみたいと思っている人は是非ご参考ください。
給仕方法
方法は2パターンあります。
ケージに活餌を直接入れる
直接ケージに餌を投入する方法です。
コオロギの場合は、足を折って動きを鈍くするのがオススメです。
ちょっとかわいそうですが、飛び跳ねていると、ヒョウモントカゲモドキがなかなか捕まえづらくなるからです。
しかし、隙間に昆虫(活餌)が逃げ込んだり、ケージから逃げ出したりする危険性があります。
そのため、食べた量を把握しにくいというデメリットがあります。
食べなかった餌は放置せず、必ず掃除しましょう。
ピンセットでつまんで与える
ピンセットでつまんだ餌を、ヤモリの前に差し出して食べさせる方法です。
昆虫だけでなく、人口餌・冷凍タイプの餌も簡単に与えることが出来ます。
時間がかかるのがデメリットですが、ヒョウモントカゲモドキの様子と、どのくらい食べたのかを把握できるので、時間に余裕があればこの方法で与えましょう。
金属製だと噛み付いた時に口を怪我してしまうことがあるので、竹製のピンセットがオススメです。
また、割りばしで代用しても良いようです。
餌の間隔は?
コオロギやミルワームは、食欲に合わせて食べるだけ与えても問題ないです。
ピンセットで摘んで、餌付けすると良いですね。
ヤモリに餌を与える時間は、夜間が適しているとされていますが、ヒョウモントカゲモドキは明るいうちでも積極的に餌を食べます。
時間はあまり気にしなくて良いでしょう。
餌の間隔として、幼体(ベビー)の場合は毎日1回与える方が良いとされています。
体が丈夫に成長するためには、小さい時にしっかり餌を食べておく必要があるからです。
小さいコオロギを数匹ケージに入れておけば、好きなだけ食べることができます。
特に、フタホシコオロギは、動きが鈍く、消化しやすいのでオススメです。
成体(アダルト)は週に2~3回の頻度で餌を与えましょう。
3日おきに餌を与え、その時の体調に合わせて与える量を調節してあげましょう。
ピンクマウスは月に1回くらいのペースが良いです。
栄養価が高いため、与えすぎるとコオロギやミルワームの餌の食いつきが悪くなる可能性があります。
食べないときは?
飼育を始めたばかりは、慣れない環境からのストレスなどによって、餌の食いつきが悪い時があります。
それ以外に、飼育に慣れているのに、急に食いつきが悪くなったら注意しましょう。
ケージ内の室温が、25℃以下になると食欲が落ち始めてきます。
冬場の温度管理はしっかり行いましょう。
ヒョウモントカゲモドキは尻尾に栄養分を蓄えることが出来ます。
栄養状態が良いとより太くなるので、飼育に慣れてきたら、尻尾の状態をみて判断しましょう。
餌をあまり食べなくても、尻尾に蓄えている脂肪で1カ月くらいは餌を食べなくても平気とも言われています。
少なくとも、1~2週間ほどは餌を食べなくても問題ないそうです。
急激に痩せたり、下痢や便秘になったりなどの変化が見られない場合は、心配しなくても大丈夫そうです。
心配し過ぎて、あちこち触ったりすることで、余計にストレスを与えることがないよう気を付けましょう。
まとめ
餌は、なるべくピンセットから与えた方が良いようですね。
餌付けができて、スキンシップも取れて楽しく飼育できそうです。
餌を食べなくなるのは心配ですよね。
冬場の温度管理に注意して、食べる量をしっかり把握し、日々の体調をチェックしてあげましょう。
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