ヒョウモントカゲモドキを飼育する上で注意すべき事として代表的なのは脱皮です。
この脱皮を繰り返すことによってヒョウモントカゲモドキは大きく成長していくのですが、まだ脱皮をしている所を見たことがないという人や、上手に脱皮をしてくれない、など脱皮について飼い主が抱えている疑問は様々です。ここではヒョウモントカゲモドキの脱皮についての疑問に答えていこうと思います。
ヒョウモントカゲモドキが脱皮をしない！？
まず、ヒョウモントカゲモドキを飼い始めてから何ヶ月も経っているのに未だに脱皮を見ていないという人もいると思います。
本来ヒョウモントカゲモドキは１ヶ月に1、2回は必ず脱皮をする生き物なのでおかしいと思うのも仕方がありません。
しかし、脱皮を見ていない個体がきちんと大きく成長しているのならば問題ないと思います。
ヒョウモントカゲモドキは日焼けをすると皮がむけるように、ポロポロと皮が取れて自分で食べながら脱皮をして行きます。
なので、皮が残らないこともあるので、脱皮をしていないのではなくて脱皮に気づいていないだけだと思われます。
もし、大きく成長することもなく、脱皮をしないのであれば病院に連れて行ってあげることをおすすめします。
脱皮で一番用心すべきなこと
脱皮が上手に行えず失敗して皮が残ってしまう脱皮不全というものが1番注意すべき事なので気をつけてあげましょう。
急激なストレスを受けたり、湿度が低かったり温度管理をしっかり行なっていないと、この脱皮不全になる可能性はあります。
皮が残った部分は壊死をする事があり最悪指などがかけたりするので本当に注意してあげてください。
皮が残っていても無理やりはがす事は絶対にせず、見つけたらタッパーなどに5ミリほど水を入れてその中にヒョウモントカゲモドキを入れてあげましょう。
しばらく置いてから残って乾燥していた皮を優しく綿棒などで取り除いてあげましょう。
もちろんこうなる前に脱皮する兆候が見られたらケージの中の湿度温度は高めに維持をしてあげ、霧吹きなどで身体を濡らしてあげてスムーズに脱皮を行えるようにしてあげましょう。
そして、あまり構ったりせずにストレスを与えないようにしてあげましょう。
まとめ
ヒョウモントカゲモドキにとって、脱皮は大きく成長するために必要不可欠なことです。一歩誤ると欠損してしまうこともあるので注意深く見守ってあげましょうね。
