ヒョウモントカゲの脱皮と湿度の関係は？

ヒョウモントカゲモドキの脱皮と湿度の関係は深く、湿度が低いと脱皮不全を起こします。脱皮不全を防ぐ湿度の上げ方や脱皮不全を起こした際の対処法について解説します。

適切な湿度

ヒョウモントカゲモドキ（レオパ）の飼育をするのに最適な気温は25℃～３０℃であり、低温にも少々は耐えられます。他のヤモリ類ほど神経質になる必要はないそうですが、湿度が低いと体が乾燥してしまい、脱皮不全を起こします。

最適な湿度は40％～60％です。これ以上高くても大丈夫です。

このぐらいの湿度が無いと脱皮不全を起こし、顔や目を塞いでしまうと失明してしまいますので適切な湿度は守って下さい。

特に乾燥する季節はゲージ内のウエットシェルターを大き目にして、自分で水浴びが出来るようにしてあげると脱皮がしやすくなります。

大き目と言いましても深すぎて溺れない程度にして下さいね。

毎日様子を見て乾燥傾向にあるようでしたら、ゲージの側面などに霧吹きで水分を補給します。なるべく生体に掛からないように注意しましょう。

ヒョウホントカゲモドキは自刃する動物ですので、尻尾に水がかかるとびっくりして自刃してしまいます。くれぐれも水を補給するときは要注意です。

まとめ

ヒョウホントカゲモドキにとって湿度が大切だと解りました。

その適切な湿度を守る為には、生体にかからないように注意しながら霧吹きなどで水を補給する。その適切な湿度は40％～60％です。

湿度が上がらないと脱皮不全を起こすので、いつもウエットシェルターや水場には水を入れておき、自分で水浴びが出来るようにしましょう。

万が一、脱皮不全を起こしているのに気が付いたら、柔らかいティッシュやタオルで体を湿らせて皮が剥けそうな時は手を貸してあげましょう。

特に顔や目に皮が付いているようで自分には無理な場合は早急に医者に取って貰うことをおすすめします。