皆さんは、ヒョウモントカゲモドキを知っていますか?
恐らく、実際に見たことのある方は少ないかもしれませんが、名前は聞いたことがあると思います。
とてもインパクトのある名前ですね。今回は、ヒョウモントカゲモドキの名前の由来について紹介いたします。
ヒョウモントカゲモドキ 名前の由来とは?
ヒョウモントカゲモドキとは中央アジア南部に分布する、ヤモリ科の生き物です。
全体的に体の色は黄色で、黒い斑点と、特徴的な太い尻尾があります。
ヒョウモントカゲモドキとは和名で、別名レオパードゲッコウとも呼ばれています。
ペットとして愛好している方たちの間では、よくレオパと呼ばれるそうです。
レオパードとは豹の意味で、ゲッコウとはヤモリ科を指す意味です。
では、なぜヒョウモントカゲモドキという不思議な名前がついたのでしょう。
ヒョウモンとは、体の豹柄から付けられた名前で、トカゲモドキというのは、生物の分類科です。
ヤモリ科の仲間ですが、ニホンヤモリなどと異なり、瞼を持っており、壁などに張り付くことがなく、地面を歩くそうです。
ヒョウモントカゲモドキは、ヤモリ科のトカゲモドキ亜科に属するそうです。
同じ属には、オバケトカゲモドキや、ヒガシインドトカゲモドキ、ダイオウトカゲモドキ、トルクメニスタントカゲモドキがいます。いずれも面白い名前を持っていますね。
ヒョウモントカゲモドキの仲間について
ヒョウモントカゲモドキの仲間について紹介します。
1.オバケトカゲモドキ
イラン南西部やイラク北東部、シリア東部、トルコ南部に分布します。名前の由来は、ゾロアスター教における悪神 アンラ・マンユからだそうです。
ペットとしてはあまり流通していないそうなので、お目にかかる機会は少ないかもしれませんね。
2.ヒガシインドトカゲモドキ
その名の通り、インド東部に生息します。ハードウィッキートカゲモドキという別名も持っています。全長22センチメートル前後で、小型です。
3.トルクメニスタントカゲモドキ
トルクメニスタン南部やイラン北部に分布します。日本にも輸入されており、ヒョウモントカゲモドキとよく似た個体も多いそうです。
4.ダイオウトカゲモドキ
トカゲモドキの中では大型の種で、全長約33~40センチメートルほどです。
インド西部に分布しています。体全体に、豹柄のような特徴的な模様があります。
まとめ
いかがでしたか?
普段あまりお目にかかる機会のないヒョウモントカゲモドキですが、改めて名前の意味を知ると、興味深いですね。