ヒョウモントカゲモドキの産卵が確認できたら、赤ん坊の成育が気になりますよね。
どんなことに注意して育てていけばよいのでしょうか。
そこで、赤ん坊に見られる特徴と成体になる時期について、少しずつ紹介したいと思います。
ヒョウモントカゲモドキのベビーの特徴は?
孵化したばかりの幼体は湿度が少ないと苦手でなので、湿度の管理に注意をしましょう。
幼体は孵ってから、まず脱皮して脱ぎ捨てた殻を食べます、これが初めての食事になります。
それから、餌を与えるのが通常の流れですが、個体差がありますので参考程度に考えましょう。
孵化したばかりの頃は、成体とは異なり、全身が淡いピンク色をしています。
幼体のヒョウモントカゲモドキは、とても神経質ですので、取り扱いにはくれぐれも注意しましょう。
成体と比べると幼体の動きは、とてもスピードが速いので、管理する際に脱出しないようにしないといけません。
幼体の頃は床材を誤って飲み込んでしまい一大事になるおそれがありますので、床材は紙製をおすすめします。
ヒョウモントカゲモドキはいつまでがベビーなの?
体の成長は赤ん坊の頃に比べて1年もすれば立派な大きさとなり、成体と言うことができます。
しかし、性的に完全に成熟するのは2年以上経過した個体と言われています。
いつまで餌を毎日あげればよいかは、その個体によっても違いが見られます。
赤ん坊の場合は、食欲が旺盛で毎日1回の頻度で餌を与えるようにしましょう。
目安として10ヶ月も経てば、週に2回〜3回の間隔を空けて与えても構いません。
ヒョウモントカゲモドキの様子を見ながら、食欲があるようなら与えてあげましょう。
忙しくて餌を与える暇がない場合は、いったん多めに餌を与えれば、次の日も同量を食べるようなことはありません。
しかし、ほんの赤ん坊の頃は大量に与えるのは控えてください。
まとめ
赤ん坊のヒョウモントカゲモドキは湿度の管理に気を配るとともに、床材の誤飲に注意する必要があります。
見た目が成体と呼べるのは、孵化してから1年も経てばそうなりますが、性的な成熟は2年以上経ってからです。
幼体と成体では餌を与える頻度を変える必要があります。