ヒョウモントカゲモドキを飼っている人の中で繁殖に拘る人が増えています。その繁殖の仕組み、遺伝について調べて来ました。
その結果を報告します。繁殖をするのは悪くないのですが、動物愛護法に基づく心ある繁殖をお願いしたいですね。
絵の具を混ぜ合わせて新しい色を作るような感じではレオパも可哀想な気がします。
繁殖 組み合わせ
繁殖を考える前に、ちょっと学生時代に学んだメンデルの法則、優性の法則を思い出して下さい。理科系が苦手な方も興味深く学んだことでしょう。ヒョウモントカゲモドキには現在かなりの種類が存在しているようです。
その組み合わせは様々ですので、自分なりに考えてチャレンジすると繁殖も楽しくなりますね。まず、ヒョウホントカゲモドキの大体の色と種類を紹介します。
タンジェリン系
黄色味が強い個体を組み合わせると、黄色が段々濃くなって行きます。交配を続けていくと黒い豹紋は段々減っていきます。
それの完成系がタンジェリン系であり、きれいなオレンジ色の個体が産まれました。タンジェリンは幼体の頃から綺麗な山吹色が出ます。尻尾にかけては豹紋が出て青い感じがします。
アルビノ系
メラニンの生合成に関わる遺伝子情報の欠如により、黒色色素が抜けているものを言います。
アルビノ系と掛け合わせる個体の遺伝子により、豹紋や肌色の出方に違いが出ます。
豹紋がラベンダー色のトレンパーアルビノは肌色は黄色が出ます。
ベルアルビノは豹紋は茶色で肌色は全体的にクリームがかっています。
スノー系
肌色が文字通り白い品種です。
スノーとスノーを組み合わせると、スーパーマックスノーという品種が生まれます。
まとめ
これらの品種を組み合わせることで新たな品種が生まれ続けています。
これらを頭に入れて置いて自分の好みの色柄が生まれるといいのですが
中々思うようにいかないのがブリーダーの悩みであり、楽しみなのでしょう。