ヒョウモントカゲモドキに限らず、ペットと暮らすと必ず必要なのが、糞の処理ですよね。
餌を与えることと同じくらい大事なことです。
糞の処理を怠ると、ヒョウモントカゲモドキの体調に悪影響を及ぼしますので、きちんと処理しないといけません。
これから、ヒョウモントカゲモドキの糞の処理の頻度などについて見ていきます。
ヒョウモントカゲモドキの習性
ヒョウモントカゲモドキには糞に関する習性があります。
それは、きまった場所に糞をするという習性です。
ヒョウモントカゲモドキは、ケージ内のどこにでも糞をするということはなく、一度糞をした場所に決まってするようになります。
自分の糞の匂いを覚えてそこを自分の場所と決め、そこでずっと糞をしますので、初めて飼育する方でも、どこでしているかを確認すれば、簡単に処理することができます。
他の動物のマーキングに似た行動ですが、飼育する側にとってはありがたい習性ですね。
糞の処理の頻度
糞の処理の頻度については、これも生き物共通のことかもしれませんが、見つけた時はすぐに処理する必要があります。
臭いがするので、放置しないようにする以外にも、清潔にしておかなければならない理由として、感染症の心配があります。
「クリプトスポリジウム感染症」という寄生虫の感染があり、この感染元が、ヒョウモントカゲモドキの糞です。
この他にも、糞尿を放置して床材に染み込んでしまえば細菌が発生し、その細菌がヒョウモントカゲモドキに感染することもありますので、体調管理のためにも、糞の処理は頻繁に行うように心がけて下さい。
処理の方法として、二つ折りにしたキッチンペーパーに糞の臭いをつけ、それを飼育する側が処理しやすい場所に置いておけば、ヒョウモントカゲモドキはそこをトイレと決めて糞をしてくれますので、とても簡単に処理することができますよ。
まとめ
糞は見つけたらすぐに処理することが鉄則です!
そうすることがヒョウモントカゲモドキと飼育する側のお互いにとって、いいことには違いありません。
同じ場所で用を足してくれるのは、親孝行(?)ですね。
いつまでも元気でいてもらえるように、良い環境を提供し、ヒョウモントカゲモドキとの楽しい生活を送っていきましょう。