爬虫類の中でもその育てやすさから最も人気が高いヒョウモントカゲモドキ。
たくさんの種類(モルフ)がいる中に、【アルビノ】というモルフがいます。
今回はその【アルビノ】についてまとめました(^^)/
アルビノの種類
アルビノというと珍しい気もしますが、実はヒョウモントカゲモドキのアルビノは特段珍しいわけではなく、比較的安いのも嬉しいポイントです。。
色素が薄く、通常であれば黒いまだら模様が薄く茶色いのが特徴的ですが、その中でも大きく三つのモルフに分けられます。
・トレンパーアルビノ 黄色い肌に白、薄いピンク、薄い青紫、茶色などの模様
・ベルアルビノ クリーム色の肌に茶色い模様。鮮やかなピンクの目が特徴的。
・レインウォーターアルビノ 黄色やクリーム色の肌に、淡いピンク、薄紫色の模様で目の色は暗いです。
アルビノと言えば目の色が特徴的に思えますが、明るい場所ではさほど変わらないように思えます。
しかし、暗い場所で瞳孔が開くと目が赤いことが確認できます。
アルビノを飼育する際の注意点
ヒョウモントカゲモドキのアルビノは何度も交配を重ねているためか、目が見えにくい子が多いです。
そのため、生きたエサを捕まえて食べることができません。
見えていないのに周りでガサガサと音がすることは、ヒョウモントカゲモドキにとってものすごいストレスになってしまいます。
まずは見えているか確認しましょう。
見えていないようであれば、ピンセットでエサをつかみ一匹ずつ近くでチラつかせて与えてあげましょう。
また、アルビノは低温で飼育するとせっかくのきれいな色が黒ずみやすくなりますので、温度と湿度の管理は徹底して行いましょう。
アルビノ同士を交配させても絶対にアルビノが生まれてくるわけではないので、アルビノ目的で繁殖させる際はそのことを頭に入れながら行いましょう(*^^*)
まとめ
- ヒョウモントカゲモドキのアルビノは珍しくはない
- 大きく3種類に分かれ、それぞれ特徴が違う
- 基本的に色素が薄く、通常黒いまだらがアルビノは茶色や薄い色
- 目が見えにくい子が多い
- 低温で飼育すると黒ずみやすいので注意する