ヒョウモントカゲモドキを飼育していて気になるのは、急激な温度変化のある夏場です。
夏場の飼育や飼育の注意点の2つについて紹介したいと思います。
これらを踏まえた上で飼育していけば、困るようなことはありません。
ヒョウモントカゲモドキの夏場の管理法は?
自然界で暮らすヒョウモントカゲモドキは、乾燥した地域で暮らしています。
ですから、夏場は元気になり動き回りますので、餌を食べる量も増えます。
しかし、満腹になると餌を自ら食べようとすることはありません。
お腹がいっぱいだと目の前の餌に興味を示すことはありません。
しかし、気を付けるべきことが2つあります。
まず、水分補給についてです。
水の減り具合も通常よりも早くなりますので、定期的な交換が必要となります。
また、気温が高いと水の受け皿などに異物が発生するおそれがあるので、しっかりと掃除をしましょう。
次に、夏バテについてです。
原種は乾燥帯の出身といっても耐性には限度があります。
地域差もありますが、30度を越える気温で、締め切った部屋は危険性が高くなります。
夜行性ですから、夜間になると活発になるのが普通です。
しかし、夜になっても活動的でない場合は夏バテをしている可能性があります。
ヒョウモントカゲモドキの飼育時の3つの注意点!
1つ目は、餌を与えるタイミングです。
新しい環境に慣れて、落ち着いた様子になったら餌を与え始めましょう。
餌やりを始めたとしても、周囲の環境の変化から一定の期間、餌を食べずにいることも見られます。
環境が変化すると、食べなくなる行動はよくある傾向です。
成体なら約1カ月、幼体でも約2週間は食べなくても平気ですから心配することはありません。
2つ目は、餌の種類についてです。
コオロギやミルワームが餌としては一般的ですが、個体差があるので食べないこともあります。
ですから、与えながら好みの餌を探っていきましょう。
3つ目は、ストレスを感じさせないことです。
ケージでの生活に慣れるまで、あまり必要以上の関りを持たないようにしましょう。
過度の接触は、とても大きな負担となってしまいます。
まとめ
ヒョウモントカゲモドキは、夏場の飼育管理にいくつか注意をすることがあります。
また、飼い始めの時にも3つの気を付けるべきことがあります。
これらに留意して、最後まで責任をもって飼育していきましょう。