ヒョウモントカゲモドキの指は残念ですが、再生不可能です。
歩行できないとか、餌を捕まえられない等問題が発生しない限りその個体の個性として育ててあげましょう。
指などの欠損は脱皮不全が元々の原因となっていますので、同じ部位が脱皮不全にならないよう気を付けてあげてください。
ヒョウモントカゲモドキは木登りは得意ではない
前足の指などは欠損しやすいようです。木などのレイアウトはそこから落ちてけがをするということも大いにあり得ますので、けがをしないようなレイアウトで飼育環境を整えてください。
ヒョウモントカゲモドキは地上性ヤモリに属しますので、木登りなどは得意とは言えません。
木があったりすると登ってけがをしたりする可能性は十分考えられますので、そういうレイアウトはタブーです。
指の欠損は脱皮自体が下手なため
ヒョウモントカゲモドキは結構欠損が激しい爬虫類ですね。
自然環境では、かなりハンディになるでしょうが、飼い主の飼育環境の下では、影響はほとんどないでしょう。
脱皮自体がどうもうまくないようです。
脱皮が下手なため、指先とかに脱皮不全を起こしやすいようで、そのようなときは脱皮抑制剤を使用してみてください。
簡単に古い皮が取れますので、脱皮不全を起こさないようになります。
従って指などの欠損もしなくなります。
また脱皮時に適度な湿度が必要不可欠であるとも言われます。
湿度が適切でない場合、指が欠損しやすいということらしいです。
まとめ
脱皮不全が原因で欠損してしまった指は再生してきません。
従って、そうならないように使用する脱皮抑制剤は効果的です。
古い皮ほど効果を期待できますが、新しい皮だったら、ちょっといじるだけで取れてしまいます。
ピンセットなどで取ることができないようでしたら、脱皮抑制剤を使用することをおすすめします。
手のかかる子ほどかわいいと言いますが、まさにヒョウモントカゲモドキも同じですね。
良い飼い主に出会えた場合は、本当によかったと思います。
好ましい飼育環境で、大事に育てて、長生きさせてあげましょう。