普段とは違う糞をすれば驚いてしまいますよね。

ひとまず落ち着いて下さい。

場合によっては動物病院に行った方が良いのですが、ほとんどはご自宅で対処できます。

下痢をした上に色が緑のわけは?

普段と変わらない様子で時々下痢状のものを排泄する程度は問題ありません。

固形に近い物質があって液状のものが目立つ場合は、消化が十分に行われて固形が少なくなり、共に排泄された水分の量が多く見える、あるいは固形が崩れて下痢に見える時があります。

時に尿酸だけ、または水分だけ排泄することもあります。

緑に見えるのは胆汁の色が混ざった結果です。

こちらも正常な範囲内なので心配ありません。

糞の形が完全に崩れてドロドロの下痢だった場合、普段より緑色が濃く出ている場合、あるいは両方の状態で出てくる場合は体内に何らかの異常が発生している恐れがあります。

その時は元気がなくなる、痩せるなどの症状も出て来ますので、獣医師の診断が必要です。

ヒョウモントカゲモドキ 下痢 緑

温度と湿度は平常通り、水をいつも取り替えているなど環境とストレスに問題がないのであれば、餌が原因の時もあります。

ヒョウモントカゲモドキは、糞の形状と色は餌の影響が出やすいのです。

缶詰のコオロギ、小型のミールワームを与えているなら止めて、代わりに生きたコオロギやジャイアントミールワーム、ハニーワーム、ピンクマウス、レオパードゲッコーフード、無添加無糖無着色のヨーグルトなど、ヒョウモントカゲモドキに適しているとされている餌を与えてみて下さい。

レプラーゼなどの栄養調整剤をまぶすか混ぜるのも効果的です。

脱水症状を防ぐためにも、スポーツ飲料を水で薄めたもの、または食塩を少量溶かした水を与えても良いでしょう。

缶詰のコオロギは臭いがきつく、食いつきが悪い上にストレスを与えてしまうことが多いのです。

小型のミールワームは消化が悪いので、そのまま出てきたり吐き戻したりしてしまいます。

是非一度、餌の見直しを検討してみて下さい。

脱皮前後であるなら無理に与えないで、環境管理だけ整えてそっとしておきましょう。

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まとめ

時々、鳥の糞に近い下痢状の排泄物をすることは問題なく、緑っぽく見えるのも平常です。

心配しすぎてしまうと、ご自身が参ってしまってお互いのために良くありません。

普段より接する機会を減らしてみるのも一つの方法です。

環境管理と餌の見直しで大抵は回復しますが、何日もずっと続いたり動きが鈍いなどが見られたり、原因もはっきりしないのであれば獣医師に相談してみて下さい。

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