ヒョウモントカゲモドキが拒食してしまう原因について調べてみました。

拒食してしまう原因について

ヒョウモントカゲモドキが拒食しまう原因には、7つの点が挙げられます。

まず1つ目

温度・湿度が個体にとって適切ではないこと」が挙げられます。ヒョウモントカゲモドキの様な生き物を“変温動物”と言いますが、変温というだけあってとても温度や湿度に左右されます。その左右されるのは体調もなのですが食欲にも絡んでくるので、個体にとって適切ではないと拒食になってしまう場合があります。ヒョウモントカゲモドキにとって適切な温度は25~30度で人間でいえば少し暑い程がとても快適に過ごせる温度で、湿度は40~60度の湿度が快適なのですが、その温度や湿度をずれてしまうと個体にとっては過ごしにくい環境になってしまうので拒食になってしまう原因でもあるのです。

2つ目の原因

ストレス」です。ヒョウモントカゲモドキはとても神経質な生き物でもありますのですぐにストレスを感じてしまいます。特に、初めて自宅に迎えた時などは環境の変化で慣れるまではヒョウモントカゲモドキにとってはとてもストレスになってしまいます。しかし、飼い主さんとしては念願のヒョウモントカゲモドキを飼ったことからケージのレイアウトを変えてあげたい気持ちになってしまうのはわかるのですが、レイアウトを変える事がストレスになってしまいます。ヒョウモントカゲモドキがそのケージのレイアウトに慣れるまではそっと待っててあげる事が必要です。

3つ目の原因

構いすぎ」です。可愛いし大切だからと思う気持ちはとても理解できますが、ヒョウモントカゲモドキは爬虫類なので基本的には構われるのは好きではありません。触る=ストレスと感じてしまう場合もあるので、健康チェックなどで体を見ることは必要なことですが限度を超えて触るのは控えましょう。

 

ヒョウモントカゲモドキ 拒食 原因

4つ目

餌が好みではない」ことが原因かもしれません。私たちも好きな食べ物や嫌いな食べ物があるのと同じようにヒョウモントカゲモドキにも好き嫌いがあります。生きたコオロギが大好物の個体もいれば、冷凍や乾燥の餌を好む個体もいるので、拒食?って不安になった方は餌を変えてみるのもありですよ。

5つ目

サプリメントが嫌い」です。ヒョウモントカゲモドキの栄養の為にサプリメントを餌に混ぜてあげる事は必要なことですが、そのサプリメントが個体にとっては気に入ってない可能性があります。また、サプリメントのメーカーやっ購入する店舗によっての好き嫌いもあるようなので、色々試してみて個体が気に入ったサプリメントを与えるようにしてみましょう。

6つ目

餌にトラウマがあるかも」です。生きたコオロギを餌として与えたとしたら、もしかしてコオロギに噛まれたりしたかもしれません。その場合、神経質なヒョウモントカゲモドキにとってはトラウマになってしまうので、食べなくなります。

7つ目

消化不良や便秘、吐き戻しがあるか」です。餌を消化する段階でなにかしらのトラブルや便秘にて拒食になる場合があります。便秘の場合ですと、底面に設置するヒーターをケージに入れてあげてお腹を温めることから便秘解消といわれているので試してみたり、サプリメントなどで便秘を改善する方法もあります。消化不良に関しては、飼い主さんの努力次第で改善する問題ですので気を付けましょう。

もし、上記の場合でも改善されない場合は「病気」の可能性もあります。ヒョウモントカゲモドキは尻尾の栄養を蓄える生き物なのでパッと見ただけでは病気と判断できないです。しかし、もし拒食になって一気に痩せてしまったらすぐに病院に連れて行きましょう。

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まとめ

ヒョウモントカゲモドキは尻尾に栄養を溜める生体でもあるので、食欲にムラがある場合があります。なので、拒食かも?と疑う前に数日間は様子を見たり便秘ではないかを確かめたりしてみましょう。そのほかに、餌に原因がある可能性もあるので、普段食べさせなかった餌などを与えてみるのも、拒食にならない場合もあります。

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