ヒョウモントカゲモドキの脱皮不全が起こる場合があります。
その場合の原因や、対処方法について調べてまとめてみました。
原因や対処法について
ヒョウモントカゲモドキは、飼っている方はもちろんご存知だと思いますが「月に2回の頻度で脱皮を行う」爬虫類なのです。
ヒョウモントカゲモドキは、温度や湿度にとても敏感な個体でもあるために、ちゃんとした環境管理を行わないと“脱皮不全”が起こってしまうと言われています。
また、温度や湿度以外にも「ストレス」という外的要因があったりもするので気を使って環境を整えてあげる事が優先になります。
脱皮不全で、亡くなるという事はないですがヒョウモントカゲモドキが自ら皮を剝がそうとして怪我をしてしう場合もあるので脱皮する場合は「脱皮不全」ではないか、ちゃんと脱皮をできているかのチャックを行った方が安全ですね。
主な3つの原因として「ストレス」「湿度不足」「温度管理不足」が挙げられます。
「ストレス」に関しては、脱皮の最中に環境変化のあった場合など、個体に強いストレスを与えた場合に脱皮が途中の段階で止めてしまうことがあります。
「湿度不足」に関しては、飼育における湿度の低下が原因です。乾燥してしまうと、古い皮を脱ぐことができずに止めてしまうことがあります。
「温度管理不足」に関しては、ヒョウモントカゲモドキは寒さにとても弱い個体なので、温度が低くなってしまうと個体そのものの動きがとても鈍くなってしまいます。
そうなってしまうと脱皮途中でも止めてしまう場合があります。
主な原因3つの対策としては、個体が脱皮を始めたらとにかくそっとしてあげましょう。
脱皮をした!と騒いでストレスを与えてしまうと脱皮不全になってしまうので、様子を見つつ放置してあげましょう。
脱皮が始まりそうと感じた場合は湿度を個体の脱皮のしやすい湿度「70%」にしてあげましょう。
そうすると、湿度で皮がふやかさえて脱皮しやすくなります。
温度管理は、11月~3月の冷え込む時期には特に気を使って温度管理をしましょう。
パネルヒーターを設置したり、常に個体の適切な温度にしてあげましょう。
もし、対策しても脱皮不全になってしまった場合は30度のぬるま湯に個体をつけて、脱皮不全箇所をぬるま湯でふやかしてあげて、やわらかい綿棒などで皮を剥がして脱皮のお手伝いをしてあげましょう。
ふやかさない状態で脱皮のお手伝いをしてしまうと大変なことになる可能性があるので必ずお湯につけてふやかしましょう。
まとめ
3つの原因でちゃんとした脱皮が行えるので、「ストレス」「湿度」「温度管理」を気を付けて行うことが最重要だと思いました。
ヒョウモントガゲモドキにとって脱皮は月に2回の頻度で行う大切なことなのでちゃんとしっかりサポートしてスムーズに脱皮が行えるようにちゃんとした環境が大切だと分かりました。