ヒョウモントカゲモドキを飼いたいなと思って、ペットショップなどに行きます。
自分の気に入るヒョウモントカゲモドキが、大人なのか子供なのか生まれたての赤ちゃんなのか、行ってみないとわかりませんよね。
ヒョウモントカゲモドキを飼育する場合、その子の年齢により飼育の方法が異なります。
子供のヒョウモントカゲモドキは、餌の量が大人とは違い、注意する必要があります。
ヒョウモントカゲモドキの子供のことを「ヤング」といいますが、この「ヤング」に与える餌の量は、どのくらいがいいのでしょうか?
ヒョウモントカゲモドキのヤングの定義
まず、生まれてからどれくらいのヒョウモントカゲモドキをヤングというのでしょうか。
ヒョウモントカゲモドキの繁殖をされているある方が、次のように定義しています。
・生まれてから約3カ月・・・ベビー(~25g)
・約3ヶ月~約6か月・・・ヤング(~50g)
・約6カ月~約12カ月・・・サブアダルト(50g~)
・約12カ月以上・・・アダルト(標準60g~80g)
上記のように、生まれてから3カ月から6カ月のヒョウモントカゲモドキが、一般的に「ヤング」とされています。
ヤングに適切な餌の量は?
では、ヤングにはどのくらいの餌の量を与えればいいのでしょうか。
アダルトの餌の量は、大体、1週間に2回~3回、食べるだけの餌の量を与えます。
ヒョウモントカゲモドキは食べた分の栄養をしっぽに蓄える特徴があり、栄養が十分な場合、しっぽが膨らんでいます。
体内に十分な栄養やエネルギーがたくさんあるのに、さらに餌を与えると、脂肪が燃焼しきれなかったり、食べすぎで消化不良を起こしたりし、体調を崩す原因となりますので、アダルトには毎日餌を与えません。
しかし、ヤングはその逆で、毎日食べるだけの餌を与えます。
ベビーやヤングは、その時期にたくさん餌を食べている場合、丈夫なアダルトに育ちます。
丈夫なアダルトにするためにも、ヤングには毎日食べるだけの餌を与えることが必要です。
常に餌が食べられるように、ケージに5~10匹の生きたコオロギを入れておくか、動いているものが上手く食べられない場合は、冷凍コオロギなどをピンセットで目の前の持っていき、食べるだけの量を与えます。
ヤングの餌の量は、毎日、その子が食べたいだけ与えてもいいということです。
まとめ
ヒョウモントカゲモドキは、アダルトの場合、餌の量や頻度は決まっていますが、ヤングの場合は、好きな時に好きなだけ食べてもいいということがわかりました。
体が丈夫に育つので、ヤングのヒョウモントカゲモドキには、しっかり餌を与えましょう。
子供の頃は好きなだけ食べてもいいけど、大人になったら摂生するというところは、ヒョウモントカゲモドキも人間と同じなんですね。